この教科書は、個人情報保護力量検定(スタンダード・エキスパート)双方の検定試験共通の試験範囲となる教科書です。
この教科書により、個人情報保護法(民間分野)の基礎知識やコンプライアンス対応の基礎知識に加え、プライバシーマーク制度や企業のプライバシーガバナンスに関する基本的な考え方、マイナンバー法の基礎を学ぶことが可能です。また、「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン」に関するQ&Aやプライバシーマーク制度における個人情報保護管理者と個人情報保護監査責任者の役割についても記載しています。尚、「
個人情報保護マネジメントシステム導入・実践ガイドブック(JIS Q 15001:2023)」(発行:一般財団法人日本規格協会)と本教科書の2冊が試験範囲となります。
2024年6月14日 リビジョンアップ ver.1.01 → ver.1.02
主な変更点:
・「APECエコノミー:グローバル越境プライバシールール(CBPR)システムの稼働に向けて文書を公表」関連の追加
・日・EU経済連携協定改正議定書の署名、効力発生に関する記述を追加
・個人情報保護委員会『個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)』のリファレンスを最新のものに更新
・個人情報保護委員会の2023年度の年次報告に基づき表を改訂
・プライバシーマークの付与事業者数を最新の情報に更新
・総務省・経済産業省『DX時代における企業のプライバシーガバナンスガイドブック ver1.3』のリファレンスを最新のものに更新
・個人情報保護委員会『特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン(事業者編)』のうち「第3 総論」全体と「第4 各論」の要点について、個人情報保護委員会事務局『マイナンバーガイドライン入門(事業者編)(2024年5月版)』と同事務局『はじめてのマイナンバーガイドライン(事業者編)~マイナンバーガイドラインを読む前に~(2024年5月版)』の最新版に基づいて改訂
「個人情報保護委員会の国際戦略」(令和6年3月27日個人情報保護委員会決定)に基づく記述の更新
・個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)(平成28年個人情報保護委員会告示第6号)の一部改正の新旧対照表を踏まえ、「報告対象となる事態」の説明を更新するとともに記述を充実
・令和6年3月1日付個人情報保護委員会「「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン」に関するQ&Aの更新」に基づく修正