プライバシーホワイト 日本DPO協会 認定データ保護実務者（民間分野）教科書 ver.2.00

この教科書は、「プライバシーホワイト 日本DPO協会認定 データ保護実務者（民間分野）」の資格認定試験（以下「本試験」といいます。）向けの教科書であり、日本と世界の個人情報保護法を学習する初学者から上級者まで幅広い層に使って頂けるように執筆されています。
この教科書の内容は、グローバル企業のプライバシー保護・個人情報保護の実務に携わるために必要な知識水準を相当程度網羅してあります。プライバシーにまつわる歴史的経緯から始まり、日本の個人情報保護法やマイナンバー法、欧州連合（EU）の一般データ保護規則（GDPR）、中国の個人情報保護法など、国内外のデータ保護法制の基礎を幅広く学ぶことにより、日々の実務に求められる知識の土台を形成することができます。
​そのため、分量は多く、学習に当たっては、まず、本試験に合格することを目標として、優先順位をつけて学習することを推奨します。

2023年10月30日 バージョンアップ ver.1.00 → ver.2.00
主な変更点：
・2023年米国およびＥＵのデータプライバシーの枠組みに関する欧州委員会の十分性認定関連を追記
・個人情報保護委員会「個人情報保護法の基本」の引用を最新版に変更
・国際的な協力枠組み G7データ保護・プライバシー機関ラウンドテーブルの内容を最新のものに変更
・個人情報保護委員会の国際戦略の内容を最新のものに変更
・個人情報保護制度（2003年）の全体像、個人情報保護制度の官民一元化、令和3年改正法の概要、令和3年改正法の概要（地方部分）、令和3年改正法により期待される具体的な効果・メリットの例（地方公共団体の視点から）、および個人情報保護法制におけるガイドライン等を追加
・プライバシーマーク付与事業者の数の更新
・総務省・経済産業省「DX時代における企業のプライバシーガバナンスガイドブック ver.1.3」の情報更新
・EDPB（欧州データ保護会議）の情報更新
・GDPRの制裁金決定実例を最新の情報に更新
・欧州委員会から十分性認定を受けた国・地域のリストを更新
・データの越境流動規範と促進規定の意見募集宏についてのスライド追加
・その他、所属の更新など